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肋骨と呼吸と身体の調子との関係

2019.01.23

肋骨は折れると呼吸が辛くなるように、肺・呼吸器の働きと密接な関係があります。
そしてそういった器官に影響を与えているということは、ただ呼吸を辛くするだけでなく、肋骨の不調は身体にも色々な形となって不調として出てくることにも繋がるのです。

息を吸う時、肋骨は上方向に動き、胸全体を拡げます。そして吐く時に下方向、胸部をすぼめるように動きます。
この動きは起きている時も寝ている時も、一瞬たりとてやすむことなく続いています。
また呼吸と言うものは、体調に合わせて速くなったり浅くなったりしますが、深呼吸など自分の意志で意識的に調節することもできます。
人間そのものの意識の管轄外、つまり自律神経の働きでしか鼓動が変わらない、心臓を動かしている心筋よりも、肋骨は複雑な機能をしていると言えます。
 
そんな肋骨の機能は、姿勢が悪くなるなど、些細なことで低下していきます。
まず猫背だと、肋骨全体が常にすぼまっているような形になってしまいます。
これだと息を吐く分には問題ないのですが、吸いにくくなります。
逆に反り腰ですと、肋骨の隙間が開きすぎる形となり、常に息を吸っているかのような体勢となるので、吐く力が弱まっていってしまうのです。
 
こうして呼吸機能に支障が出てくると、酸素が身体に行き渡りにくくなり、血行・血流にも問題が出て、諸々の体調不良が、身体に起こってゆくようにもなります。
 
例えば、日中の眠気は、脳に酸素が充分に行き渡っていないから起きるものですし、頭痛は血管の過度の収縮・格調によってなるものです。
さらに肩こり、他の部位の筋肉の張りなども、なった際は筋肉内の血管の流れが悪くなっております。
場合によっては足が張ったりつったりするのも、呼吸の不調による血行不良が招いていると云うこともあります。
 
これらは必ずしも呼吸系統の不調で引き起こされているというワケではないのですが、どうにも長くなりそうなので、その話はまた後日に致します。
その時に当院では、そんな肋骨をどのように矯正しているのかに関しても、話せる範囲で話そうかなと思います。

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