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続・肋骨と呼吸と身体の調子との関係

2019.01.24

筋肉の緊張や頭痛・だるさなどが、呼吸系統の不調で引き起こされているものか、そうでないかを見極めるポイントは、「天気の変動で体調を崩すか」否かです。

「雨が降ると頭痛が起こる」など、その日の体調が天候によって左右される人と云うのは、露骨に息がしづらいというように呼吸異常はなくとも、体への酸素の取り込みが、上手くできていない状態になっているケースがほとんどなのです。
雨が降る時というのは、「低気圧」のその呼び名の通り、大気中の酸素濃度も、わずかな差分ではありますが下がります。
肺や気管に問題のない方、肋骨の動きが正常な方ならば、このごく小さな変化ぐらいでは、それに合わせる形で、吸った空気から血中に取り込む酸素の量を微細に変えられるのですが、肋骨の動きに問題があると、この微妙な動きができなくなり、普通の息はできていても酸素が充分に取り込めなかったり、あるいは取り込めても上手に排出できずに溜まる一方だったりすることとなります。
 
その結果、日中の眠気・だるさ・頭痛・筋肉の張り・肩こり・こむら返りなどの不調や、臓器を動かす筋肉の異常からの内臓不良、さらには骨の動きの異常からくる自律神経の失調と云った症状となって、身体に出てくることとなるのです。
 
これらを整体で一体どうしてゆくのかというと、先日も述べたように呼吸の際に重要な働きをする肋骨を、調整すると云う施術を行なうのです。
当院では、姿勢を改善し、肋骨周辺の筋肉を手技によって緩め、肋骨や胸椎のズレを矯正することで、これらの諸症状の本当の原因を取り除き、再びこういった不調が出なくなるような身体づくりを目指していきます。
 
その諸々のテクニックは、一瞬で決めてしまうちょっと強めのものから、ベッドに寝ているだけでいつの間にか終わってしまうようなものまであり、患者様それぞれの身体の状態に合わせた形での施術対応が可能となっております。

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