しかし診てみるとかなりの受け口でおり、仰向けになった時明らかに顔の歪みがあると判りました。
話をうかがうと噛み合わせに問題があり、食事の際は口の片側だけで噛み続けているとのこと。
そう、前述の不調はこの「アゴ」によって引き起こされた面が、肩よりも大きな原因であったのです。

早速この顎関節を矯正し、小顔矯正用のテクニックも用いて、受け口を引っ込め、顔全体の歪みを取り除いていきました。
(もろちん腰椎や頚椎のズレの矯正も、アゴへの施術と併せる形で行いました。)
施術後は腰の違和感も取り除かれ、頭もスッキリとしたご様子でした。
このように、腰痛や坐骨神経痛が発生する要因が、肩や首よりもさらに上の身体の部位、アゴにあると云うことも、決して少なくはないケースなのです。