更年期障害は中年期に入ると誰でも多かれ少なかれ起こるモノです。
程度の差はありますが、酷い場合は寝たきりに近い状態になったり、精神が不安定になって家庭に大きなヒビが入ったりします。
そのためにも当整体院では早めの改善をオススメしているのですが、もうひとつ、更年期には大きな問題を呼び込んでしまう危険性があるのです。
それは「還暦を迎えても更年期の時の不調が、心身にいつまでもつきまとい続けてしまう」というリスクです。
歌手の高橋真梨子さんが、更年期で身体を壊し、60を過ぎて以降も体重が30キロ前半で、一人での歩行も困難だと云うことを、TVで告白していました。
更年期障害によって崩れた身体のバランスが、更年期を過ぎても戻らないということです。
その症状は高橋さんのように（老化の範疇を越えた）食欲の減退や筋力の低下であったり、あるいは老人性のうつであったり怒りっぽさへと繋がったり、はたまた肝機能・腎機能・心肺など身体の重要な機能の低下となったりとさまざまです。
ですので、更年期の不調は更年期のうちに、大きく改善させてゆくべきです。
早めに改善させることで、その時期だけでなく、還暦過ぎて健やかに過ごせるようにもなります。
そしてこの更年期障害改善のために、我々整体師・カイロプラクターが存在しているといっても過言ではないのです。
更年期が辛いと、しばし薬に頼るようになりますが、実はこれはあまりオススメできることではありません。
薬で辛さを何とか抑えていても、崩れた身体のバランスそのものは良くなりません。
そのままではさらに身体の崩れを進ませることになってしまうのです。
そうして身体が崩れたまま更年期を乗り切っても、残ったツケが回ってくるような形で、今度は老年期に別な形での心身の不調となって出てくるようになります。
薬でどうにもならない部分が更年期には根本にある以上、改善させるには整体の力が必要なのです。
崩れた身体のバランスを戻す。これにはカイロプラクティックの肝である脊柱・骨盤・骨格の矯正はもちろんのこと、整体でのリンパの流れの改善や、ホルモンの活性化、そして脳脊髄液の流れの正常化させることで、可能となるのです。
早めに更年期障害の改善をして、充実した日々はもろちんのこと60，70を過ぎても健康的・精力的に過ごせる身体を、手に入れましょう。
