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内服薬はその時々によって効き目が変わる

2019.03.05

向精神薬や抗アレルギー薬、降圧剤(血圧の薬)、鎮痛剤など、身心に何らかの問題があって薬を服用している方はとても多いかと思います。
この内服薬で症状を抑えるというのは、どんな症状にしろ、市販薬にしろ処方された薬にせよ、飲むのが人間である以上、避けようのない欠点があります。
それは「薬の効果がその日の調子や状況に左右されやすい」という点です。

内服薬は胃腸から吸収されて作用を発揮します。胃腸の調子が悪ければ消化が不十分になったり、あるいは消化されすぎたりします。
この消化の調子は油っこいものを食べたり、食事を減らしたりすることで容易に変化します。
また吸収された薬の成分は血液など体液に入って、それで効果を及ぼします。
この体液の循環も、調子の変動が激しいのです。
血圧を毎日計るとその日によって数値が違うのが、その典型的な例だと言えます。

その結果、飲み続けていた薬が思うように効かなくなったり、逆に普段から何気なく飲んでいるはずの薬が突然効きすぎたり、あるいは身体が受けつけなくって吐いたりするようになるのです。
よくある「頭痛薬を飲んだら躁状態、ハイになってしまった」「いつも頭痛になったら飲んでいる薬が、どうも効いている気がしない」というのは、この典型的な例です。

他にも薬の効果を変える要因はいくつかあるのですが、そのお話と、こんな内服薬にある欠点を整体でどうしてゆくのかに関しては、また後日といたします。

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