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アゴの筋肉と顎関節と、冬の寒さと

2019.02.10

顎関節はズレが生じやすい部位です。
顎関節症や脱臼とまではいかなくとも、歯ぎしりや顔の歪み、さらには頭痛・不眠・首こり・肩こり等になる原因でもあります。

そんな顎関節の異常は、冬の寒さによっても引き起こされやすいものです。
寒いと歯がガチガチなりますし、顔に冷たい風が当たることで顔の筋肉は硬直します。
その結果顔面の関節の中でもとくに酷使していて外れやすい面もある顎関節に、異常が出てくるようにまでなるのです。

アイヌやエスキモー、白人はアゴがずいぶんと発達しておりますが、これは寒い地域に住むゆえにアゴを頑丈なものへと身体を作り変える必要があったからですし、
青森県では寒さへの対策として口をあまり開けずに短く喋れば済む方言が発達しましたが、これもまた、寒さからアゴを守るための先人の知恵だったというワケです。

アナウンサーなど、寒い屋外でも多くに人に聞こえるようにはっきり口を開けてしゃべり続けているようなお仕事をされていると、とくに顎関節症にはなりやすいと言えます。
寒い時期はマスクをしてアゴ周りに冷たい風が直接当たらないようにし、マフラーをアゴまで大きく覆うように巻き、アゴの筋肉の保温を心がけましょう。

ニット帽で頭を耳まですっぽり覆うのもオススメです。
耳周辺には「側頭筋」があり、この筋肉もまた、アゴの動きに大きく関係しているからです。

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